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コーキング増し打ちとは?メリット・デメリットと最適な施工方法2025.07.30

コーキング増し打ちとは?メリット・デメリットと最適な施工方法

家の窓枠や外壁から、雨漏りが心配…そんな不安を抱えている方はいませんか?
もしかしたら、建物の隙間を埋めて防水性を保つコーキングの劣化が原因かもしれません。
コーキングの劣化は、建物の寿命にも大きく影響します。
今回は、コーキングの補修方法の一つである「増し打ち」について、そのメリット・デメリット、そして最適な施工方法の選び方を解説します。

コーキング増し打ちのメリット

雨漏り防止効果の向上

コーキングは、雨水や湿気の侵入を防ぐ重要な役割を担っています。
劣化してひび割れたコーキングは、雨漏りの原因となります。
増し打ちによってコーキング層を修復すれば、雨漏りリスクを軽減し、建物の内部を保護できます。

建物の寿命延長への貢献

適切な時期にコーキングの補修を行うことは、建物の寿命を延ばすことにつながります。
雨漏りや湿気による建材の腐食を防ぎ、建物の構造を長期間にわたって維持する上で、コーキングの増し打ちが重要な役割を果たします。

費用対効果の高さ

増し打ちは、古いコーキングを完全に除去する「打ち替え」に比べて、費用と工期を抑えることが可能です。
部分的な補修であれば、より費用対効果の高いメンテナンスとなります。
ただし、状況によっては打ち替えが最適な場合もありますので、注意が必要です。

コーキング増し打ちのデメリットと最適な施工方法

増し打ちの限界とリスク

増し打ちは、既存のコーキングの上に重ね塗りをするため、下地の劣化が原因の場合は、根本的な解決にはなりません。
また、重ね塗りによってコーキング層が厚くなりすぎると、逆に剥がれやすくなるリスクもあります。

増し打ちと打ち替えの比較

増し打ちと打ち替えは、費用と工期、そして耐久性の点で大きな違いがあります。
増し打ちの方が費用と工期は短く済みますが、耐久性は打ち替えに劣ります。
劣化の程度が軽微な場合は増し打ち、深刻な場合は打ち替えを選択する必要があります。

最適な施工方法の判断基準

最適な施工方法は、コーキングの劣化状況、建物の構造、予算、そして工期などを総合的に判断して決定する必要があります。
軽微なひび割れや剥がれであれば増し打ちで十分ですが、大きな損傷や下地への腐食が見られる場合は、打ち替えが推奨されます。

専門業者への依頼の重要性

コーキングの増し打ちや打ち替えは、専門的な知識と技術が必要です。
適切なコーキング材の選定や施工不良は、かえって建物の劣化を招く可能性があります。
信頼できる専門業者に依頼し、的確な診断と施工を受けることが重要です。

まとめ

コーキングの増し打ちと打ち替えは、それぞれメリット・デメリットがあります。
費用を抑えたい、短期間で済ませたい場合は増し打ちが適していますが、耐久性を重視する、または劣化が深刻な場合は打ち替えが最適です。
最適な方法を選択するには、コーキングの劣化状況を正確に判断することが重要です。
そのため、専門業者による点検と的確なアドバイスを受けることをお勧めします。
雨漏りなどのトラブルを防ぎ、建物の寿命を長く保つためには、定期的な点検と適切なメンテナンスが不可欠です。
早めの対処が、将来的な大きな費用負担を防ぐことにつながります。

当社では、施工する1棟1棟にこだわった責任施工を行っております。
新潟市・三条市・新発田市で外壁塗装をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。



記事の監修者
馬場利久(ばば としひさ)

株式会社ホームコート 代表取締役

平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。