外壁と壁紙の塗り替え費用は?悪徳業者の見分け方2025.08.18

老朽化した外壁や色あせた壁紙は、家の印象を大きく左右します。
住まいの外観を美しく保ち、快適な住空間を維持するためには、定期的な塗り替えが不可欠です。
しかし、外壁と壁紙の塗り替えは、費用面で大きな負担となることも事実です。
そのため、事前に費用を把握し、最適な業者選びをすることが重要です。
本記事では、外壁と壁紙の塗り替え費用について解説します。
Contents
外壁と壁紙の塗り替え費用
外壁塗装の費用相場
外壁塗装の費用は、使用する塗料の種類、塗装面積、足場費用などによって大きく変動します。
一般的に、戸建て住宅の場合、1㎡あたり5,000円~15,000円程度が相場とされています。
ただし、高層階や複雑な形状の建物では、足場費用が高額になるため、費用が上昇する傾向があります。
また、使用する塗料の種類によっても価格が大きく異なります。
例えば、耐久性の高いフッ素樹脂塗料は、アクリルやシリコン塗料よりも高価です。
さらに、下地処理の必要性や、ひび割れ補修などの修繕が必要な場合も、費用に影響します。
これら諸要素を考慮した上で、正確な費用見積もりを得ることが重要です。
壁紙張替えの費用相場
壁紙張替えの費用は、使用する壁紙の種類、施工面積、下地処理の有無などによって異なります。
一般的に、1㎡あたり1,000円~3,000円程度が相場です。
ただし、特殊な壁紙を使用したり、既存の壁紙をはがす作業が複雑な場合、費用が高くなる可能性があります。
例えば、輸入壁紙やデザイン性の高い壁紙は、一般的な壁紙よりも高価です。
また、下地処理が必要な場合や、壁の補修が必要な場合も、費用に影響を与えます。さらに、施工面積が広いほど、費用は高額になります。
これらの要素を考慮して、業者から正確な見積もりを取る必要があります。
面積による費用の変化
外壁塗装と壁紙張替えの費用は、施工面積に比例して増加します。
面積が大きくなるほど、塗料や壁紙の使用量が増え、作業時間も長くなるためです。
そのため、正確な費用見積もりを得るためには、正確な施工面積を業者に伝えることが重要です。
また、同じ面積でも、建物の形状や構造によって作業効率が変わるため、業者に現地調査を依頼し、正確な見積もりを作成してもらうことをお勧めします。
特に、複雑な形状の箇所が多い場合は、追加費用が発生する可能性も考慮する必要があります。
素材による費用の変化
外壁塗装では、使用する塗料の種類によって費用が大きく変わります。
アクリル、シリコン、フッ素樹脂といった様々な塗料がありますが、耐久性や性能が高い塗料ほど高価になります。
一方、壁紙張替えでは、使用する壁紙の素材やデザインによって費用が変わります。
ビニールクロス、織物クロス、輸入壁紙など、様々な種類があり、素材やデザインが凝っているものほど高価になります。
それぞれの素材の特徴を理解し、予算と耐久性、デザイン性を考慮して最適な素材を選択することが重要です。

最適な塗り替え業者を選ぶには?
悪質業者を見抜くポイント
悪質な業者の中には、低価格を謳いつつ、実際には追加料金が発生するケースや、手抜き工事を行うケースがあります。
また、業者の評判や口コミなどを確認し、信頼できる業者を選ぶことも大切です。
さらに、契約書の内容をしっかり確認し、不明な点があれば業者に質問するなど、契約に関する手続きを慎重に行いましょう。
壁紙と外壁塗装をまとめて依頼する際の注意点
外壁塗装と壁紙張替えを同時に依頼する場合、作業工程の調整やスケジュールの調整が必要となります。
そのため、業者との綿密な打ち合わせが不可欠です。
また、同時施工による割引や、まとめて依頼することで得られるメリット、デメリットについても確認しておきましょう。
一括して依頼することで、工期を短縮できるメリットがありますが、もしトラブルが発生した場合、責任の所在が曖昧になる可能性もあります。
それぞれの工程について、しっかりと確認をしながら、業者とコミュニケーションを取ることが重要です。

まとめ
外壁と壁紙の塗り替え費用は、使用する素材、面積、業者によって大きく異なります。
また、悪質業者に騙されないよう、注意深く業者選びを行う必要があります。
この記事で紹介したポイントを踏まえ、費用を抑え、安心して塗り替え工事を進められるよう、準備を進めてください。
株式会社ホームコート 代表取締役
平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。