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外壁塗装の剥がれの原因と補修方法を解説!2025.08.30

外壁塗装の剥がれの原因と補修方法を解説!

外壁の塗装が剥がれてきて、見た目も悪くなってきていませんか?
放置しておくと雨漏りなどの深刻な問題につながる可能性もあるため、早めの対処が必要です。
この記事では、外壁塗装の剥がれの原因と、適切な補修方法について解説します。

外壁塗装の剥がれの原因

経年劣化による塗膜の自然な劣化

長年太陽光に晒され、雨風や温度変化にさらされることで、塗膜は徐々に劣化していきます。
紫外線による塗料の変色や、塗膜のひび割れ、粉化などが起こり、最終的には剥がれにつながります。
これは避けられない自然現象であり、定期的な塗り替えが不可欠です。
塗装の種類や環境条件によっても劣化スピードは異なり、一般的に10年前後が塗り替えの目安とされていますが、地域や建物の状況によっては、それよりも短い期間で塗り替えが必要となる場合もあります。
そのため、定期的な点検が非常に重要です。

湿気による膨れや剥がれ

外壁の内部に湿気が侵入すると、塗膜が膨張し、剥がれが生じることがあります。
原因としては、シーリング材の劣化や、外壁の通気性の悪さ、雨漏りなどが挙げられます。
湿気の侵入を防ぐためには、定期的なシーリングの点検と交換、適切な換気、そして雨漏りの有無の確認が重要です。
特に、雨漏りは放置すると深刻な被害につながるため、早期発見・早期対応が求められます。
適切な換気を確保するために、壁内部の湿気を逃がすための通気層の確保や、換気口の設置などが有効です。

施工不良による早期の剥がれ

塗装の施工が不適切な場合、塗膜の密着性が悪くなり、早期に剥がれることがあります。
下地処理が不完全であったり、塗料の希釈率が間違っていたり、塗装方法が適切でなかったりする場合に、この問題が発生します。
そのため、塗装工事を行う際には、経験豊富で信頼できる業者を選ぶことが重要です。
施工方法や使用する塗料について丁寧に説明してくれる業者を選ぶことをお勧めします。
契約前に、施工内容や保証についてしっかりと確認することも忘れずに行いましょう。

地震や台風などの自然災害による損傷

地震や台風などの自然災害によって、外壁に亀裂が生じたり、塗膜が剥がれたりする可能性があります。
特に、強風や飛来物による外壁への直接的な衝撃は、塗膜の剥がれや損傷を引き起こす主要因となります。
災害後の点検を怠らず、必要に応じて速やかに補修を行うことが重要です。
保険適用についても確認しておくと安心です。

剥がれを補修するにはどうすればいい?

軽微な剥がれはDIYで補修可能(タッチアップ)

小さな剥がれであれば、ホームセンターなどで購入できるタッチアップペイントを使ってDIYで補修できます。
ただし、剥がれの範囲が広い場合や、下地処理が必要な場合は、専門業者に依頼した方が安全です。
DIYでの補修は、比較的費用を抑えられるメリットがあります。
しかし、仕上がりの美しさや耐久性においては、専門業者に依頼する場合に比べて劣る可能性があります。
また、作業に慣れていない場合、かえって状況を悪化させるリスクもあるため、注意が必要です。

広範囲の剥がれは専門業者による補修が必要

広範囲の剥がれや、下地処理が必要な場合は、専門業者に依頼する方が安心です。
専門業者は、適切な下地処理を行い、高品質な塗料を使用して丁寧に補修してくれるため、仕上がりが美しく、耐久性も高くなります。
費用はDIYよりも高くなりますが、長期的なコストパフォーマンスを考えると、専門業者への依頼が有効なケースが多いです。
専門業者を選ぶ際には、実績や評判、保証内容などをしっかりと確認しましょう。

剥がれの程度に応じた補修方法の選択

剥がれの程度によって、適切な補修方法が異なります。
軽微な剥がれであればタッチアップで済む場合もありますが、広範囲の剥がれや、下地処理が必要な場合は、専門業者への依頼が不可欠です。
また、原因によっては、塗装だけでなく、下地部分の修理が必要となるケースもあります。
そのため、まずは剥がれの原因を特定し、それに応じた適切な補修方法を選ぶことが重要です。
専門業者に点検を依頼することで、正確な原因特定と適切な補修方法の提案を受けることができます。

補修費用と耐久性の目安

補修費用は、剥がれの面積、補修方法、使用する塗料などによって大きく異なります。
DIYであれば比較的安価に済む場合もありますが、専門業者に依頼する場合は、数万円から数十万円かかることもあります。
耐久性に関しても、補修方法や使用する塗料によって異なります。
専門業者による適切な補修であれば、数年から10年程度の耐久性が期待できます。
費用と耐久性を考慮し、長期的な視点で補修方法を選択することが重要です。

まとめ

外壁塗装の剥がれは、経年劣化、湿気、施工不良、自然災害など様々な原因によって起こります。
軽微な剥がれであればDIYで補修することも可能ですが、広範囲の剥がれや下地処理が必要な場合は専門業者に依頼することがおすすめです。
剥がれの原因と程度を正確に判断し、適切な補修方法を選択することで、建物の美観を保ち、雨漏りなどの被害を防ぐことができます。
定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を長く保つことに繋がるでしょう。



記事の監修者
馬場利久(ばば としひさ)

株式会社ホームコート 代表取締役

平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。