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スレート屋根の種類と価格比較!メリット・デメリットとメンテナンス方法も解説2025.09.03

スレート屋根の種類と価格比較!メリット・デメリットとメンテナンス方法も解説

近年、住宅の屋根材として人気が高いスレート屋根。
その種類や価格、メンテナンス方法など、様々な疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。
この記事では、スレート屋根の種類からメリット・デメリット、そしてメンテナンス方法まで詳しく解説します。

スレート屋根の種類と価格帯

コロニアルスレート:低価格で普及率が高い

コロニアルスレートは、セメントと繊維を混ぜて作られた人工スレートで、その軽量さとコストパフォーマンスの高さから、多くの住宅で採用されています。
価格帯は、坪単価で5~10万円程度と比較的安価であり、幅広い層から支持を得ている理由の一つです。
しかし、耐久性や耐候性においては、後述するスーパーコロニアルや天然スレートに劣るため、定期的なメンテナンスが不可欠となります。
特に、塗装の劣化による防水性の低下には注意が必要です。

スーパーコロニアル:耐候性と耐久性に優れ高価格帯

スーパーコロニアルは、コロニアルスレートよりも高性能な人工スレートです。
特殊なコーティング技術により、耐候性と耐久性を大幅に向上させています。
そのため、長期間にわたって美しい外観を保つことができ、メンテナンス頻度も低減できるメリットがあります。
価格帯は、坪単価で10~15万円程度とコロニアルスレートよりも高価ですが、その優れた性能と長期的なコストパフォーマンスを考えると、十分に検討価値のある選択肢と言えるでしょう。

天然スレート:高級感があり高耐久だが最高価格帯

天然スレートは、天然石を加工した屋根材で、高級感あふれる外観と非常に高い耐久性を誇ります。
何十年もの長寿命を期待でき、メンテナンス頻度も低いのが大きな魅力です。
しかし、価格帯は坪単価で20万円以上と非常に高価であり、施工費用も高額になる傾向があります。
そのため、予算に余裕のある方や、長く住み続けたいと考えている方にとって最適な選択肢と言えるでしょう。

スレート屋根のメリット・デメリットとメンテナンス方法

メリット:軽量で耐震性が高い

スレート屋根は、他の屋根材と比較して軽量であるため、建物の負担を軽減し、耐震性を高める効果が期待できます。
地震が多い地域では、軽量な屋根材を選ぶことが重要であり、その点でスレート屋根は大きなメリットと言えるでしょう。
特に、コロニアルスレートは、その軽量さが顕著に現れています。

メリット:デザインカラーが豊富

スレート屋根は、豊富なデザインとカラーバリエーションが特徴です。
そのため、住宅のデザインや周囲の環境に合わせて、最適な屋根材を選択することができます。
コロニアルスレート、スーパーコロニアル、天然スレートそれぞれに、様々な色や形状の製品が用意されているため、個々の住宅の個性に合わせて自由に組み合わせることができます。

デメリット:定期的なメンテナンスが必要

スレート屋根は、定期的なメンテナンスが必要となります。
特に、コロニアルスレートは、塗装の劣化による防水性の低下に注意が必要です。そのため、定期的な点検と必要に応じて塗装を行うことで、屋根の寿命を延ばすことが重要です。
また、割れや欠けなどの損傷がないかどうかの確認も必要です。

デメリット:塗装の劣化による防水性の低下に注意

スレート屋根の最大のデメリットは、塗装の劣化による防水性の低下です。
特に、紫外線や雨風などに長期間晒されることで、塗装が剥がれ、防水機能が低下する可能性があります。
そのため、定期的な塗装メンテナンスが不可欠であり、その費用も考慮する必要があります。
早めのメンテナンスを行うことで、高額な屋根の修理費用を削減できる点にも留意しましょう。

まとめ

この記事では、スレート屋根の種類、価格帯、メリット、デメリット、そしてメンテナンス方法について解説しました。
スレート屋根は、種類によって価格や性能が大きく異なるため、それぞれの特性を理解した上で、ご自身の住宅に最適な屋根材を選択することが重要です。
予算や耐久性、デザイン性などを総合的に考慮し、将来的なメンテナンス費用も含めた上で、慎重な判断を心がけましょう。



記事の監修者
馬場利久(ばば としひさ)

株式会社ホームコート 代表取締役

平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。