新潟市の外壁塗装・屋根塗装・張替え│株式会社 ホームコート
現場日記NEWS

クロスの塗り替えマニュアル!手順・材料・注意点まとめ2025.10.08

クロスの塗り替えマニュアル!手順・材料・注意点まとめ

古いクロスを剥がして、新しいクロスを貼るのではなく、既存のクロスの上に直接塗料を塗って塗り替える方法について解説します。
クロスを剥がす手間が省けるため、DIY初心者の方にもおすすめです。

クロスの塗り替え手順

下地処理から仕上げまでの5ステップ

クロスの塗り替えは、大きく分けて5つのステップで行います。
まず、既存のクロスを丁寧に点検し、汚れや剥がれなどを確認します。
次に、下地処理としてクロス表面の汚れを落とす清掃を行い、必要に応じてパテでひび割れや穴を補修します。
さらに、下地処理剤を塗り、塗料の密着性を高めます。
そして、いよいよ塗装工程です。
ローラーや刷毛を使い、丁寧に塗料を塗布していきます。
最後に、塗料が完全に乾燥したら作業完了となります。

必要な道具と材料リスト

必要な道具は、ヘラ、サンドペーパー、パテ、パテナイフ、ローラー、刷毛、バケツ、マスキングテープ、養生シート、はけ、プライマー(下地処理剤)、塗料などです。
材料は、使用するクロスの種類や面積によって必要量が異なります。
そのため、事前に必要な量を計算し、ホームセンターなどで購入しましょう。
特に、塗料は一度に使い切れる量を購入する方が良いでしょう。
また、余った塗料は、適切に保管すれば次回の塗り替えにも使用できますので、保管方法も確認しておきましょう。

各ステップごとの作業時間目安

下地処理に約2時間、塗装に約3時間、乾燥時間などに約12時間必要です。
ただし、これはあくまで目安であり、作業面積や熟練度によって変動するといえます。
複数の部屋を塗り替える場合は、各ステップの作業時間を加算して計画を立てましょう。
また、乾燥時間は気温や湿度にも影響されます。
そのため、天候の良い日を選ぶことをおすすめします。
さらに、作業前に天気予報を確認することも重要です。

DIYで失敗しやすいポイントと対策

DIYで失敗しやすい点は、下地処理の不足と塗料の塗りムラです。
下地処理が不十分だと、塗料の剥がれやムラにつながるため、丁寧に作業することが重要なのです。
また、塗料の塗りムラを防ぐためには、ローラーや刷毛の使い方をマスターし、均一に塗布する練習が必要です。
例えば、事前に廃材などで練習することをおすすめします。

塗料の種類と選び方

水性塗料と油性塗料の特徴比較

水性塗料は、臭いが少なく、環境に優しいのが特徴です。
DIYでも扱いやすい塗料といえます。
一方、油性塗料は、耐久性が高く、仕上がりが美しいのが特徴です。
しかし、臭いが強く、換気が重要になります。
用途や好みに合わせて、適切な塗料を選びましょう。

クロスの素材に適した塗料

クロスの素材によっては、適した塗料が異なります。
例えば、ビニールクロスには、水性塗料が適しています。
また、布クロスなどには、油性塗料が適している場合があります。
クロスに適さない塗料を使用すると、剥がれや変色の原因となる可能性があります。
そのため、使用するクロスに合わせて、適切な塗料を選びましょう。

おすすめの塗料メーカーと商品

塗料メーカーは、多くの種類があります。
それぞれのメーカーには、様々な特徴を持つ塗料が販売されています。
例えば、耐久性、耐水性、防カビ性などに優れた塗料もあります。
ホームセンターなどで、スタッフに相談しながら、最適な塗料を選びましょう。

まとめ

クロスを塗り替える手順は、下地処理から塗装、乾燥まで複数のステップから成り立ちます。
下地処理では、既存クロスの状態をよく確認し、必要な補修を丁寧に施すことが重要です。
塗料選びでは、クロスの素材や仕上がりのイメージに合ったものを選びましょう。
また、ローラーや刷毛を適切に使いこなすことで、美しい仕上がりを実現できます。
DIYで挑戦する場合、各ステップの作業時間や失敗しやすいポイントを事前に理解し、計画的に作業を進めることが成功の鍵となります。



記事の監修者
馬場利久(ばば としひさ)

株式会社ホームコート 代表取締役

平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。