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玄関の構成要素を徹底解説!ドアから壁まで各部位名称を網羅2025.10.26

玄関の構成要素を徹底解説!ドアから壁まで各部位名称を網羅

新築やリフォーム、あるいは修繕の際に、玄関に関する専門業者と円滑にコミュニケーションをとるためには、玄関を構成する各部位の正確な名称を理解しておくことが重要です。
専門用語を正しく理解することで、業者との意思疎通がスムーズになり、より正確な見積もりや施工計画を実現できるでしょう。
そこで、今回は玄関の主要な部位の名称を、具体的な構成要素と共に解説します。

玄関の主要部位の名称

玄関ドアの構成要素

玄関ドアは、建物の外部と内部を仕切る重要な部分です。
その構成要素としては、ドア本体、枠、取っ手、鍵、ドアクローザーなどが挙げられます。
ドア本体は、素材やデザインによって様々な種類があり、枠はドア本体を支え、建物の構造体と接続する役割を担います。
取っ手と鍵は、ドアの開閉とセキュリティを確保する重要な部品です。
ドアクローザーは、ドアの自動閉鎖機能を担い、防犯性や省エネルギー効果を高めます。
さらに、最近の玄関ドアには、防犯性能を高めるための補助錠や、断熱性能を高めるための複層ガラスなどが組み込まれている場合もあります。
これらの構成要素の名称を正確に理解することで、リフォームや修理の際に、より具体的な指示を出すことができます。

玄関庇の構成要素

玄関庇は、玄関ドア上部に設置され、雨や日差しから玄関を守る役割を担います。
その構成要素としては、庇本体、支柱、雨どいなどが挙げられます。
庇本体は、屋根材、支持材、そして装飾材などで構成され、その材質や形状は様々です。
支柱は、庇本体を建物本体にしっかりと固定するために重要な役割を果たします。
雨どいは、庇から流れ落ちる雨水を適切に排水するシステムで、建物の腐食を防ぐ上で不可欠な要素です。
庇のデザインや素材は、建物の外観に大きく影響するため、リフォームや新築の際には、建物のデザインとの調和を考慮して選択する必要があります。

玄関床の構成要素

玄関床は、玄関ドアを開けた際に最初に目に入る部分であり、建物の顔とも言える重要な場所です。
その構成要素としては、床材、下地、目地などが挙げられます。
床材には、タイル、石、木など様々な種類があり、それぞれ異なる質感や耐久性を持ちます。
下地は、床材を支える土台となり、強度と耐久性を確保する上で重要な役割を果たします。
目地は、タイルなどの床材を敷き詰める際に使用され、床材の動きに対応し、ひび割れなどを防ぐ役割を担います。
玄関床の素材や施工方法によって、メンテナンスの容易さや耐久性が大きく変わるため、適切な素材を選定することが重要です。

玄関壁の構成要素

玄関壁は、玄関空間を構成する重要な要素であり、その構成要素は建物の構造やデザインによって様々です。
一般的には、外壁材、下地材、断熱材、そして仕上げ材などから構成されます。
外壁材は、建物の外部環境から玄関を守る役割を担い、素材にはモルタル、サイディング、レンガなどがあります。
下地材は、外壁材を支え、建物の構造体と接続する役割を担います。
断熱材は、室内の温度を一定に保つために重要な役割を果たし、省エネルギー効果を高めます。
仕上げ材は、建物の外観や雰囲気を決定づける要素であり、塗装、タイル、石など様々な選択肢があります。

玄関ドア以外の部位名称は?

玄関枠の構成要素

玄関枠は、玄関ドアを取り付けるための枠で、ドアの動作の安定性や気密性を確保する重要な役割を担います。
構成要素としては、枠本体、敷居、戸当り、そして調整金具などが挙げられます。
枠本体は、玄関ドアを支える土台となり、建物の構造体としっかりと接続されている必要があります。
敷居は、ドアの下部を支える部分であり、ドアの開閉をスムーズに行うために重要な役割を果たします。
戸当りは、ドアが閉まった際に衝撃を吸収し、ドアの破損を防ぎます。
調整金具は、枠の歪みなどを調整するために使用され、ドアの開閉をスムーズにするために重要な役割を果たします。

玄関ポーチの構成要素

玄関ポーチは、玄関ドアの前に設けられた空間で、雨風から玄関を守る役割を担います。
その構成要素としては、床、壁、屋根、そして手すりなどが挙げられます。
床には、タイル、石、コンクリートなどが使用され、滑りにくい素材が好まれます。
壁は、ポーチの周囲を囲み、プライバシーを確保する役割を担います。
屋根は、雨や日差しから玄関を守るための重要な要素です。
手すりは、高齢者や子供にとって安全性を高めるために役立ちます。
ポーチのデザインや素材は、建物の外観に大きく影響するため、建物のデザインとの調和を考慮して選択する必要があります。

玄関収納の構成要素

玄関収納は、靴やコート、帽子などを収納するための収納家具です。
その構成要素としては、収納棚、扉、引き出しなどが挙げられます。
収納棚は、様々なサイズの靴や小物を収納するために、仕切りや棚板を自由に調整できるものが便利です。
扉は、収納物を隠す役割を担い、デザインによって玄関全体の印象を大きく変えます。
引き出しは、細かいものを収納するのに適しており、使い勝手の良さを向上させます。
収納の容量や使いやすさは、生活スタイルに合わせて選ぶことが重要です。

玄関灯の種類

玄関灯は、夜間の玄関の安全性を確保するだけでなく、建物の外観を演出する重要な役割を担います。
その種類としては、ブラケットライト、ペンダントライト、ポールライト、そして埋め込み式などがあります。
ブラケットライトは、壁に取り付けるタイプの照明で、コンパクトで場所を取らないのが特徴です。
ペンダントライトは、天井から吊り下げるタイプの照明で、デザイン性の高いものが多く、玄関を華やかに演出します。
ポールライトは、地面に設置するタイプの照明で、アプローチ全体を明るく照らすことができます。
埋め込み式は、壁や天井に埋め込むタイプの照明で、すっきりとした印象を与えます。

まとめ

今回は、玄関を構成する主要な部位の名称と、それぞれの構成要素を解説しました。
玄関ドア、庇、床、壁、枠、ポーチ、収納、そして照明など、それぞれの部位の名称と構成要素を正確に理解することで、リフォームや修理、設計図面作成などの際に、専門業者とのコミュニケーションが円滑に進み、より正確な施工計画を実現できるでしょう。
これらの知識は、快適で安全な住環境の構築に役立つだけでなく、業者との信頼関係構築にも貢献します。



記事の監修者
馬場利久(ばば としひさ)

株式会社ホームコート 代表取締役

平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。