【公式】新潟市の外壁塗装・屋根塗装・張替え│株式会社 ホームコート
現場日記NEWS

外壁塗装でカーキ色を選ぶ!メリット・デメリットと施工方法2025.11.03

外壁塗装でカーキ色を選ぶ!メリット・デメリットと施工方法

落ち着いた雰囲気と自然な風合いが魅力的なカーキ色の外壁。
近年、人気が高まっている外壁の色の一つです。
今回は、カーキ色の外壁を選ぶメリットとデメリット、そして外壁塗装でカーキ色にする際の方法について解説します。

カーキ色の外壁のメリット・デメリット

カーキ色の外壁は落ち着いた雰囲気を演出できる

カーキ色は、緑と茶色の中間色であり、自然の中に溶け込むような穏やかで落ち着いた印象を与えます。
そのため、住宅全体の雰囲気を上品で洗練されたものへと導き、都会的なスタイリッシュさや、郊外の自然豊かな環境にも調和する、多様な住宅デザインにマッチする万能なカラーと言えるでしょう。
例えば、木製の窓枠や自然素材のアクセントと組み合わせることで、より一層温かみのある空間を演出できます。
また、カーキ色の濃淡によって、異なる印象を与えることも可能です。
濃いカーキ色は重厚感があり、落ち着いた雰囲気を強調し、薄いカーキ色は軽やかで明るい印象を与えます。

カーキ色の外壁は汚れが目立ちにくい

カーキ色は、土や木の幹の色に近い色合いであるため、一般的な外壁の色に比べて汚れが目立ちにくいというメリットがあります。
特に、土埃や木の葉などの自然由来の汚れは、カーキ色の外壁では比較的目立ちにくく、メンテナンスの手間を軽減できる可能性があります。
ただし、これはあくまで相対的なものであり、汚れが付着しないわけではありません。
定期的な清掃は必要です。
また、汚れの種類によっては、カーキ色の外壁でも目立ってしまう場合もあるため、注意が必要です。
例えば、白い鳥の糞などは、カーキ色の外壁でも比較的目立ちやすいです。

カーキ色の外壁は他の色と合わせやすい

カーキ色は、様々な色と調和しやすいという特徴があります。
ベージュやブラウンなどのアースカラーはもちろん、ホワイトやグレーなどの無彩色とも相性が良く、バランスの良い外観を演出できます。
例えば、白い窓枠や玄関ドアと組み合わせることで、清潔感と落ち着きを兼ね備えた印象になります。
また、アクセントカラーとして、濃い茶色や赤茶色の屋根材と組み合わせることで、より深みのある外観を演出することも可能です。
さらに、植栽との相性も抜群で、緑豊かな庭との調和も期待できます。

カーキ色の外壁は日焼けや色褪せしやすい場合がある

カーキ色のような中間色は、紫外線に弱く、日焼けや色褪せが起こりやすい傾向があります。
特に、濃いカーキ色は、紫外線の影響を受けやすく、長期間日光に晒されると、色が薄くなったり、褪せたりする可能性があります。
そのため、定期的なメンテナンス、具体的には外壁塗装の塗り直しが必要となる可能性が高いです。
高品質の塗料を選択し、適切な施工を行うことで、日焼けや色褪せを軽減できますが、他の色に比べて、その頻度は高くなることを考慮しておくべきでしょう。

外壁塗装でカーキ色にする方法

塗料の種類を選ぶ

外壁塗装でカーキ色にする場合、使用する塗料の種類によって仕上がりが大きく異なります。
アクリル塗料は価格が比較的安価ですが、耐久性が低いため、頻繁な塗り替えが必要になります。
一方、シリコン塗料やフッ素塗料は耐久性が高く、長持ちしますが、価格が高くなります。
それぞれの塗料の特徴を理解し、予算や建物の状況に合わせて最適な塗料を選択する必要があります。
さらに、近年では、光触媒機能を持つ塗料なども選択肢として挙げられます。

カーキ色のトーンを選ぶ

カーキ色には、様々なトーンが存在します。
明るいカーキ色は、軽やかで開放的な印象を与え、暗いカーキ色は、重厚で落ち着いた印象を与えます。
また、オリーブグリーンがかったカーキ色や、ブラウンがかったカーキ色など、微妙な色合いの違いによって、住宅全体の印象が大きく変わります。
そのため、事前に様々なカーキ色のサンプルを確認し、自分の好みに合ったトーンを選ぶことが重要です。
建物の周辺環境や、他の建材との調和も考慮して、最適なトーンを選びましょう。

施工期間を確認する

外壁塗装の施工期間は、建物の規模や塗料の種類、天候などによって異なります。
施工前に、業者から正確な施工期間の説明を受け、スケジュールに余裕を持たせておくことが大切です。
施工期間中に雨天が続くと、工事が遅れる可能性もあります。
そのため、事前に業者と十分に打ち合わせを行い、天候状況なども考慮した上で、現実的なスケジュールを立てておくことが重要です。

まとめ

今回は、カーキ色の外壁のメリット・デメリット、そして外壁塗装でカーキ色にする際の方法について解説しました。
カーキ色は、落ち着いた雰囲気を演出でき、汚れも目立ちにくいといったメリットがありますが、日焼けや色褪せしやすいというデメリットも併せ持っています。
外壁塗装を検討する際には、塗料の種類やトーン、施工期間などを考慮し、最適な方法を選択することが重要です。
自分の家の外観に合ったカーキ色のトーンを見つけ、理想の住まいを実現しましょう。



記事の監修者
馬場利久(ばば としひさ)

株式会社ホームコート 代表取締役

平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。