汚れが目立たない外壁サイディング!選び方と汚れ対策2024.08.03
新築やリフォームを検討中で、外壁の素材選びに迷っている方へ。
住まいの美しさを長く保ちたい、メンテナンスの手間を減らしたいと考えているのではないでしょうか。
外壁は、建物の顔であり、住む人の印象を大きく左右する重要な要素です。
しかし、外壁の素材選びは、汚れやメンテナンスの面からも慎重に検討する必要があります。
この記事では、外壁素材の中でも汚れが目立ちにくいサイディングの特徴や選び方を解説し、汚れ対策方法をご紹介します。
Contents
□外壁の汚れ、どうすれば防げる?
外壁に発生する汚れは、大きく分けて3つの種類があります。
1:雨垂れ
雨垂れは、雨水が流れた跡に汚れが付着し、細長い黒い線のようになって現れるものです。
窓やドアのサッシの下にできることが多いですが、外壁の素材によっては、雨水が浸み込みやすいため、雨垂れが発生しやすい場合があります。
2:コケやカビ
湿気が多い場所には、コケやカビが生えてしまい、緑や黄色、黒の汚れとなって外壁に現れることがあります。
海や湖など水辺の周りや植木に囲まれた場所、風通しの悪いところは、湿気が高くなりやすく、コケやカビが発生しやすい環境です。
3:排気ガス・埃
土・砂埃や排気ガスによる汚れは、特に凸凹とした外壁の表面に付着しやすいです。
黒、グレー、薄い茶色といった色の汚れで、外壁全体がくすんだ印象になってしまいます。
これらの汚れは、外壁の素材や構造、周辺環境によって発生しやすさが異なります。
サイディングは、他の外壁材と比べて、表面が平らで滑らかであるため、汚れがつきにくく、雨水による汚れも流れ落ちやすい特徴があります。
また、サイディングは、耐久性に優れ、メンテナンスの手間も少ないため、長く美しい外観を保つことができる素材です。
□汚れが目立たない外壁サイディングの選び方
汚れが目立ちにくいサイディングを選ぶためには、以下の3つのポイントを意識することが重要です。
1:汚れが目立たない色を選ぶ
外壁の色は、汚れの目立ちやすさに大きく影響します。
白や黒などの原色系の色は汚れが目立ちやすい一方、グレー、アイボリー、薄めのブラウン・ベージュなどの中間色は、汚れが目立ちにくく、外壁の美しさを長く保てます。
2:セルフクリーニング機能付きの外壁を選択する
セルフクリーニング機能付きのサイディングは、表面に親水性のコーティングが施されており、汚れを浮かせて雨で洗い流す効果があります。
この機能により、外壁の汚れを抑制し、メンテナンスの手間を軽減できます。
3:汚れにくい塗料を使用する
サイディングには、様々な種類の塗料が使用されています。
汚れにくい塗料を選ぶことで、外壁の美しさを長く保つことができます。
また、フッ素系塗料は、汚れがつきにくく、耐久性が高いという特徴があり、無機塗料は、紫外線に強く、色あせを防ぐ効果があります。
さらに、光触媒塗料は、光をエネルギーに変換して、汚れを分解する効果があります。
□まとめ
外壁の汚れは、素材や構造、周辺環境によって発生しやすさが異なります。
汚れが目立ちにくい外壁材を選ぶためには、汚れの種類と原因を理解し、素材の特徴を把握することが重要です。
サイディングは、他の外壁材と比べて、表面が平らで滑らかであるため、汚れがつきにくく、雨水による汚れも流れ落ちやすい特徴があります。
また、セルフクリーニング機能付きのサイディングや、汚れにくい塗料を選ぶことで、さらに汚れを抑制し、メンテナンスの手間を軽減することができます。
この記事を参考にして、あなたの住まいの美しさを長く保つ、最適な外壁材を選んでください。
株式会社ホームコート 代表取締役
平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。