外壁劣化にお困りの方必見!劣化の原因と解決方法を解説!2024.08.26
マイホームを長く大切にしたいとお考えの方の中には、外壁の劣化が気になる方もいるのではないでしょうか。
住まいの顔ともいえる外壁は、風雨や紫外線に常にさらされているため、時間とともに劣化が進んでしまいます。
今回は、外壁劣化の原因と解決方法について解説します。
Contents
□外壁劣化の原因とは?
外壁の劣化は、様々な要因が複合的に作用して起こります。
ここでは、代表的な原因と、それぞれの原因によって現れる症状について詳しく解説していきます。
1: 紫外線
太陽光に含まれる紫外線は、外壁の塗装や素材に直接ダメージを与えます。
特にUV-B波は、塗装の色褪せやひび割れを引き起こし、素材自体を脆くしてしまうのです。
2: 雨風
雨は外壁に浸透し、湿気を引き起こすことでカビや苔の繁殖を促進します。
また、風は塵や砂を運び、外壁を擦り減らす原因となります。
3: 湿気
湿気が外壁に長期間にわたり浸透すると、素材の劣化やカビの発生を引き起こします。
特に、木材や石膏ボードなどの吸水性の高い素材は、湿気による膨張や収縮を繰り返し、ひび割れや剥がれが生じやすくなります。
4: 経年劣化
時間の経過とともに材料自体が劣化し、性能が低下する現象です。
紫外線、風雨、温度変化などの自然要因が影響し、塗装の剥がれやひび割れが発生します。
5: 施工不良
施工時に適切な材料や技術が用いられなかった場合、外壁の耐久性が低下し、早期に劣化が進行することがあります。
6: 塩害
海に近い地域では、海風に含まれる塩分が外壁に付着し、時間と共にその塩分が壁材に浸透して内部から劣化を引き起こします。
7: 物理的な破損
風や雨、雪などの自然現象によるダメージや、建物周囲での作業中に生じる傷、落下物による損傷などが含まれます。
□外壁劣化の解決方法
外壁の劣化症状は、原因別に適切な対策が必要です。
ここでは、代表的な対策方法と、それぞれの方法が有効な症状について詳しく解説していきます。
1: コーキングの打ち替え
外壁の目地に生じた、既存のひび割れてしまったり剥がれてしまったコーキングを全部撤去した後に新たなコーキングを上から塗布する方法です。
コーキングは、目地だけでなくヘアークラック(0.3㎜以下)のひび割れを補修するのにも利用されます。
2: 高圧洗浄・バイオ洗浄
外壁にコケなどができてしまったときは、高圧洗浄で解決できます。
高圧洗浄とは、特殊な洗浄機を使って水を高圧にして出すことで、外壁のコケや藻、汚れなどを水の力で落としていく作業です。
汚れがひどい場合は、バイオ洗浄液を用いたバイオ洗浄がおすすめです。
3: 耐候性・機能性の高い塗料を選ぶ
外壁の塗膜に劣化が起きてしまった場合は、外壁の塗膜をさらに保護する塗料を選ぶことが大切です。
フッ素塗料や弾性塗料、断熱塗料などが挙げられます。
□まとめ
外壁の劣化は、紫外線、雨風、湿気、経年劣化、施工不良、塩害、物理的な破損など様々な要因が複合的に作用して起こります。
それぞれの原因によって、ひび割れ、変色、チョーキング、剥がれ、コケ・藻・カビ、シーリングの劣化、サイディングボードの変形といった症状が現れます。
外壁の劣化症状は、原因別に適切な対策が必要です。
コーキングの打ち替え、高圧洗浄やバイオ洗浄、耐候性・機能性の高い塗料の選択など、状況に応じた適切な解決方法を検討することが大切です。
当社では高品質かつ丁寧な塗装をお約束します。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。
株式会社ホームコート 代表取締役
平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。