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スレート瓦とは?メリットとデメリットを解説!2024.09.04

マイホームを建てる際に、屋根材選びは重要な要素の一つです。
性能はもちろんのこと、デザイン性も重視したいという方も多いのではないでしょうか。
スレート瓦は、軽量で耐震性が高く、デザインやカラーバリエーションも豊富と、多くのメリットがある屋根材として人気です。

しかし、一方で定期的なメンテナンスが必要であったり、ひび割れしやすいといったデメリットもあります。
この記事では、スレート瓦のメリットとデメリットを解説します。
これからマイホームを建てる方はもちろん、屋根材の交換を検討している方も、ぜひ参考にしてください。

□スレート瓦とは?メリットについて

スレート瓦は、セメントと繊維質を混ぜて焼成した、軽量で耐久性に優れた屋根材です。
近年では、技術革新によって、さらに性能が向上し、デザイン性も充実しています。
スレート瓦を選ぶメリットは、下記の通りです。

1: 軽量で耐震性が高い

スレート瓦は、他の屋根材に比べて軽量であるため、建物への負荷が軽減され、地震の際に揺れにくく、耐震性が高いというメリットがあります。
特に、地震が多い地域や、耐震性を重視する方にはおすすめです。

2: 防汚性・耐候性に優れ、長い間きれいな状態をキープ

従来のスレート瓦は、色あせなどがしやすいというデメリットがありました。
しかし、現在普及している高耐候性スレート瓦は、性能が向上し、約30年の耐候性を持つものも登場しています。
そのため、長期間にわたり、美しい外観を保てます。

3: デザインやカラーバリエーションが豊富

スレート瓦は、他の屋根材と比べてデザインやカラーバリエーションが豊富です。
そのため、さまざまな外観デザインを楽しめます。
シンプルなデザインから個性的なデザインまで、幅広い選択肢があり、住宅の外観に合わせた最適なスレート瓦を選べます。

4: 施工が簡単で、施工費用が安い

スレート瓦は、全国各地で普及しているため、施工できる職人が多く、施工費用が比較的安価です。
また、メーカーから施工マニュアルや施工道具などが提供されているため、施工しやすく、職人によるばらつきなく均一に仕上げられます。

5: 遮音性・遮熱性に優れている

スレート瓦は、セメントを原料としているため、金属系の屋根材に比べて、雨音などが室内に響きにくく、遮音性に優れています。
また、遮熱性も高く、断熱材と併用することで、さらに断熱効果が期待できます。

6: 外壁材としても使用できる

スレート瓦は、薄くて強度が高く、デザインバリエーションが豊富であることから、屋根材だけでなく、外壁材としても使用できます。
屋根と外壁を同じ素材で仕上げたり、外壁のデザインの一部としてスレート瓦を採用したりするなど、さまざまな使い方が可能です。

7: 環境に配慮されていてエコ

スレート瓦は、プレカットシステムを採用している場合が多く、工場で事前にカットすることで、無駄な資材運搬コストや現場の廃材を削減できます。
また、工場や現場で出た端材や廃材をスレート瓦の原材料の一部に再利用するなど、環境に配慮して製造されているケースもあります。

□スレート瓦のデメリット

スレート瓦は、多くのメリットがある一方で、デメリットもいくつかあります。
スレート瓦のデメリットを理解した上で、他の屋根材と比較検討し、最適な屋根材を選びましょう。

1: 定期的なメンテナンスが必須

スレート瓦は、他の屋根材に比べて劣化しやすいという特徴があります。
風雨や紫外線にさらされることで、表面が傷みやすくなり、ひび割れや色あせなどが発生する可能性があります。
そのため、定期的なメンテナンスが必須となります。
メンテナンスを怠ると、雨漏りや腐食などの原因となり、建物の寿命を縮める可能性もあります。

2: ひび割れしやすい

スレート瓦は、薄くて硬い素材であるため、衝撃に弱く、台風などの強風で飛んできたものに当たったり、人が上に乗ったりすることで、ひび割れや破損する可能性があります。
特に、古いスレート瓦は、経年劣化によって強度が低下しているため、注意が必要です。

3: 色あせしやすい

スレート瓦は、他の屋根材に比べて、色あせしやすいという特徴があります。
これは、スレート瓦の表面に含まれる顔料が、紫外線によって劣化するためです。
特に、濃い色のスレート瓦は、色あせが目立ちやすい傾向があります。

4: 耐用年数が短い

スレート瓦の耐用年数は、瓦屋根などに比べて短く、一般的には20年~30年程度です。
そのため、定期的なメンテナンスや、場合によっては葺き替えが必要となります。

□まとめ

スレート瓦は、軽量で耐震性が高く、デザイン性も豊富な、魅力的な屋根材です。
しかし、定期的なメンテナンスが必要であったり、ひび割れしやすい、色あせしやすいなどのデメリットも。
スレート瓦を選ぶ際は、これらのメリットとデメリットを比較検討し、ご自身のニーズに合った屋根材を選びましょう。

当社では高品質かつ丁寧な塗装をお約束します。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。



記事の監修者
馬場利久(ばば としひさ)

株式会社ホームコート 代表取締役

平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。