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水性塗料と油性塗料どっちを選ぶ?用途別おすすめと選び方のポイント解説2024.11.04

塗料の種類が多くて、どれを選んだら良いか迷っていませんか。
水性塗料と油性塗料は、どちらも人気がありますが、それぞれ特徴が異なります。
この記事では、水性塗料と油性塗料の違いや、用途別にどちらが適しているのかをわかりやすく解説します。
さらに、耐久性や使いやすさといった観点からの選び方のポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

□水性塗料と油性塗料の違いは?

水性塗料と油性塗料の違いは、その名の通り、主成分にあります。
水性塗料は水が主成分、油性塗料は油が主成分です。

1:水性塗料

水性塗料は、環境への負荷が少なく、人体への影響も少ないため、室内での使用に適しています。
水性塗料のメリットとしては、以下の点が挙げられます。

・シンナー臭がほとんどなく、臭いが気になる方でも安心です。
・引火性が低く、火気を使用する場所でも安全に作業できます。
・乾燥が早く、短時間で作業を終えることができます。

一方、デメリットとしては、以下の点が挙げられます。

・耐久性が油性塗料に比べて劣ります。
・金属に塗布する場合、下地処理が必要となる場合があります。

2:油性塗料

油性塗料は、耐久性が高く、屋外での使用に適しています。
油性塗料のメリットとしては、以下の点が挙げられます。

・水性塗料に比べて耐久性が高く、長持ちします。
・耐水性、耐候性に優れ、屋外での使用にも適しています。
・金属に直接塗布できます。

一方、デメリットとしては、以下の点が挙げられます。

・シンナー臭が強く、換気をしっかり行う必要があります。
・引火性が高く、火気には十分注意が必要です。
・乾燥までに時間がかかります。

このように、水性塗料と油性塗料にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
用途や環境に合わせて適切な塗料を選びましょう。

□水性と油性どっちを選ぶ?

外壁塗装を行う際は、塗料の選び方が仕上がりや耐久性に大きく影響します。
ここでは、外壁に使用する塗料として、水性塗料と油性塗料をどのように選べば良いかを解説します。

1:外壁の材質で選ぶ

外壁の材質に応じた塗料選びが重要です。
コンクリートやブロック塀には水性塗料、ステンレスやアルミなどの金属類には油性塗料が適しています。
しかし、近年では水性塗料でも金属に対応する製品や、油性塗料でコンクリートに使えるものも登場しています。
外壁の材質に合わせた選択をすることがポイントです。

2:耐久性で選ぶ

外壁塗装では、耐久性が最も重要な要素の一つです。
一般的に、油性塗料は水性塗料よりも耐久性が高く、雨風に強いので、屋外の塗装に適しています。
しかし、最近の水性塗料も耐久性が向上しており、環境に配慮したい方やメンテナンスがしやすい塗料を選びたい方には、水性塗料も選択肢に入るでしょう。

3:仕上がりで選ぶ

油性塗料は一度塗りで美しい仕上がりが期待できますが、水性塗料は重ね塗りにより色味を調整できるため、外壁のデザインを細かく調整したい場合に向いています。
外壁全体の均一な仕上がりを求める場合には、水性塗料で丁寧に重ね塗りをするのがおすすめです。

□まとめ

水性塗料と油性塗料は、それぞれ特徴が異なります。
用途や環境、素材に合わせて適切な塗料を選びましょう。
水性塗料は、臭いが少なく、人体への影響も少ないため、室内での使用に適しています。
油性塗料は、耐久性が高く、屋外での使用に適しています。

当社では、新潟市・三条市・新発田市で高品質な塗料を使用した外壁塗装を提供しています。
信頼の10年保証付きで、長持ちする施工をお約束します。



記事の監修者
馬場利久(ばば としひさ)

株式会社ホームコート 代表取締役

平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。