外壁トタンの色選び！種類別おすすめカラーと塗り替え時期2024.11.17

築年数の経ったトタン外壁のリフォームを検討している皆様。
コストパフォーマンスを重視しながら、家の外観をガラリと変えたいと考えているのではないでしょうか。
外壁トタンの塗り替えは、家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。
しかし、「いつ塗り替えたら良いのか」「どんな色にしたら良いのか」など、疑問も多く、なかなか踏み出せない方も多いと思います。

この記事では、トタン外壁の種類別特徴、塗り替え時期の見分け方、おすすめカラーを解説することで、あなたが安心して外壁リフォームの計画を進められるようにサポートします。

□外壁トタンの塗り替え時期の見極め

トタン外壁の塗り替え時期は、建物の状態によって異なります。
具体的には、以下の3つの劣化症状が確認されたら、塗り替えを検討するタイミングです。

1:サビ

トタン外壁にサビが発生している場合は、早急に塗り替えが必要です。
サビは、紫外線による塗料の劣化や傷が原因で発生し、放置するとどんどん広がっていきます。
サビが進行すると、トタンが腐食し、穴が開いて雨漏りの原因となることも。

2:剥がれ

外壁の塗装が剥がれている場合も、塗り替えのサインです。
トタンは、温度変化によって膨張と収縮を繰り返します。
その影響で、塗装が剥がれてしまうことがあります。
剥がれた部分は、水が浸入しやすく、サビや雨漏りの原因となります。

3:チョーキング

トタン外壁を触ると、白っぽい粉が手に付く現象を「チョーキング」といいます。
これは、塗料の劣化によって、顔料だけが残り、結合剤が剥がれ落ちた状態です。
チョーキングが起こると、塗料の防水効果が低下し、雨水が浸入しやすくなります。
放置すると、剥がれやサビ、穴が開く原因となるので注意が必要です。

□おしゃれなトタン外壁の種類とおすすめの色をご紹介！

トタン外壁は、その耐久性とコストパフォーマンスの高さから、多くの住宅で使用されています。
近年では、デザイン性の高いトタン外壁も登場し、選択肢も広がっています。
ここでは、代表的なトタン外壁の種類とその特徴、おすすめカラーをご紹介します。

1:波トタン

波トタンは、古くから使われている定番のトタン外壁です。
強度が高く、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
近年では、デザイン性の高い波トタンも増え、住宅の外観をモダンに演出できます。
おすすめカラーは、白やグレーなどの中立色です。
これらのカラーは、どんな住宅にも合わせやすく、上品な印象を与えます。

2:角波トタン

角波トタンは、波トタンよりもシャープな印象のトタン外壁です。
強度が高く、耐久性に優れているのが特徴です。
工場や倉庫など、機能性を重視する建築物によく使用されます。
おすすめカラーは、濃いグレーや黒など、重厚感のあるカラーです。
これらのカラーは、角波トタンのシャープなデザインを引き立て、スタイリッシュな印象を与えます。

3:スパンドレールトタン

スパンドレールトタンは、ビスや釘頭を隠せるように設計されたトタン外壁です。
そのため、見た目が美しく、高級感があります。
商業施設やオフィスビルなど、デザイン性を重視する建築物によく使用されます。
おすすめカラーは、メタリックカラーや濃いブルーなど、個性的なカラーです。
これらのカラーは、スパンドレールトタンのモダンなデザインを引き立て、洗練された印象を与えます。

4:リブ波トタン

リブ波トタンは、波トタンにリブ状の突起を加えたトタン外壁です。
強度が高く、耐久性に優れているのが特徴です。
和風住宅の外壁材としてもよく使用されます。
おすすめカラーは、薄いグリーンや茶色など、自然な色合いのカラーです。
これらのカラーは、リブ波トタンの和風テイストを引き立て、温かみのある印象を与えます。

□まとめ

トタン外壁の塗り替え時期は、サビ、剥がれ、チョーキングなどの劣化症状によって判断します。
これらの症状を放置すると、雨漏りや腐食などの深刻な問題につながるため、早めの塗り替えが重要です。
トタン外壁の種類は、波トタン、角波トタン、スパンドレールトタン、リブ波トタンなどがあります。
それぞれのトタンの特徴を理解し、デザインに合ったカラーを選ぶことで、住宅の外観をより魅力的にすることができます。
外壁リフォームは、家の価値を高めるだけでなく、住む人の安全と快適性を守る大切なメンテナンスです。
この記事を参考に、安心して外壁リフォームの計画を進めていきましょう。

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