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アパート屋根の種類と特徴・適切なメンテナンス方法とは?2025.04.03

アパート屋根の種類と特徴・適切なメンテナンス方法とは?

アパート経営において、屋根の維持管理は重要な課題です。
屋根は建物の最上部にあるため、劣化や損傷は雨漏りなどの深刻な問題につながる可能性があります。
また、適切なメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、修繕費用を抑えることも可能です。
今回は、アパートの屋根の種類と、それぞれの特性、適切なメンテナンス方法について解説します。

アパートの屋根の種類とそれぞれの特性

スレート瓦の特徴とメンテナンス

スレート瓦は、セメントを主原料とした薄い板状の屋根材です。
軽量で扱いやすく、耐震性が高いのが特徴ですが、衝撃に弱く、ひび割れを起こしやすいというデメリットもあります。
また、セメントは水分を吸収しやすいため、塗装の劣化は防水機能の低下やコケ・藻の発生につながります。
そのため、10年に一度程度の塗装工事が必要となります。

セメント瓦の特徴とメンテナンス

セメント瓦は、スレート瓦と同様にセメントを主原料とする屋根材です。
カラーバリエーションが豊富ですが、耐水性が低く、クラックを起こしやすいという弱点があります。
スレート瓦と同様に、15年に一度程度のメンテナンスが必要です。

トタン屋根の特徴とメンテナンス

トタン屋根は、鉄に亜鉛メッキを施した屋根材です。
軽量で雨漏りにくく、価格が安いのがメリットですが、サビやすく、衝撃にも弱いというデメリットがあります。
サビ止めや塗装工事は頻繁に行う必要があり、サビが発生すると耐久性が低下します。

ガルバリウム鋼板の特徴とメンテナンス

ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛の合金でメッキされた屋根材です。
サビに強く、耐久性が高いのが特徴で、地震にも強いため、メンテナンス頻度は10~20年に一度程度です。
ただし、断熱性は低く、衝撃にも弱い点には注意が必要です。

釉薬瓦の特徴とメンテナンス

釉薬瓦は、陶器製の瓦の表面に釉薬を施した屋根材です。
耐水性が高く、塗装の必要がないのが大きなメリットです。
しかし、陶器製のため割れる可能性があり、重量があるため下地への負担も大きくなります。
定期的な点検で歪みやずれがないかを確認することが重要です。

アパート屋根の適切なメンテナンス方法

定期的な点検の重要性

屋根の定期的な点検は、早期発見・早期対応に繋がり、大規模な修繕費用を削減する上で非常に重要です。
専門業者による点検を定期的に行い、劣化状況を確認しましょう。

塗装工事の種類と選び方

塗装工事には、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系、無機系など様々な種類があります。
それぞれの塗料には耐久年数や価格に違いがあり、建物の状況や予算に合わせて適切な塗料を選ぶことが大切です。

葺き替え工事とカバー工法の比較

葺き替え工事は、既存の屋根材をすべて撤去して新しい屋根材に葺き替える工事です。
高価ですが、下地の補修もでき、耐久性が向上します。
カバー工法は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて葺く工事です。
葺き替え工事より安価で工期も短いですが、下地の状態によっては施工できない場合があります。

メンテナンス費用を抑える工夫

メンテナンス費用を抑えるためには、定期的な点検による早期発見・早期対応が有効です。
また、屋根と外壁のメンテナンスを同時に行うことで、足場代を節約できます。
塗料の種類によっても費用と耐久性に差があるため、長期的な視点で検討することが重要です。

緊急時の対応と専門業者への依頼

雨漏りなどの緊急事態が発生した場合は、速やかに専門業者に連絡し、適切な対応をしてもらいましょう。

まとめ

アパートの屋根のメンテナンスは、建物の寿命と安全性を確保するために不可欠です。
屋根材の種類によって特性や耐用年数、適切なメンテナンス方法が異なります。
それぞれの屋根材の特徴を理解し、状況に応じた適切なメンテナンスを実施することで、建物の長寿命化に貢献できます。
専門業者への相談も積極的に行いましょう。

当社は、小回りの効く対応と、真心をこめたこだわりの技術で、ご提案からお引渡しまで一貫して対応させていただきます。
外壁・屋根塗装をお考えの方はぜひ当社までご相談ください。



記事の監修者
馬場利久(ばば としひさ)

株式会社ホームコート 代表取締役

平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。