サイディング塗り替えで理想の色を実現する!素材別塗料選びとメンテナンス方法2025.06.22

そろそろ家の外壁の塗り替えを検討している方。
どんな色にしようか、迷っていませんか?
せっかくの塗り替え、後悔したくないですよね。
新しい外壁の色は、家の印象を大きく変えるだけでなく、住む人の気分や、家の寿命にも影響を与えます。
今回は、サイディングの塗り替えに最適な色の選び方から、素材や状態に合った塗料の選び方、そして塗り替え後のメンテナンス方法まで、詳しくご紹介します。
塗り替えを成功させるためのヒントが満載です。
さあ、一緒に理想の外壁を手に入れましょう。
Contents
サイディング塗り替えの色選び
配色パターンの決定
サイディングの塗り替えで人気のツートンカラーは、水平、垂直、そして建物の出っ張り部分を効果的に利用したパターンがあります。
水平パターンは、1階と2階を異なる色で塗り分ける最もオーソドックスな方法です。
濃い色を下に、明るい色を上に配置することで安定感が出ます。
逆に、上を濃い色にすることで、目を引く個性的な外観に仕上げることも可能です。
垂直パターンは、窓や建物の角などを利用して境界線を作る、より高度な技法です。
スタイリッシュな印象にしたい場合に適しています。
建物の出っ張り部分、例えばベランダやバルコニーをアソートカラーで塗り分けることで、アクセントを付け、デザイン性を高めることができます。
色選びのポイント
外壁の色を選ぶ際には、汚れにくさや色褪せにくさ、そして周りの環境との調和も考慮することが大切です。
長く美しい状態を保つには、汚れが目立ちにくい淡い色、例えば薄いグレーやベージュ、アイボリーなどがおすすめです。
一方、白や黒、原色系の鮮やかな色は汚れが目立ちやすい傾向があります。
同系色・無彩色との組み合わせ
ツートンカラーにする際、同系色でまとめると失敗が少ないです。
例えば、ベージュ系やグレー系の色を濃淡で組み合わせることで、まとまりのある上品な仕上がりになります。
また、無彩色である白や黒、グレーを組み合わせるのもおすすめです。
無彩色は他の色と喧嘩しにくいため、どんな色にも合わせやすいでしょう。
白と組み合わせることで、清潔感あふれる印象に、黒と組み合わせることで、シックでモダンな印象に仕上がります。
汚れにくさ・色褪せにくさ
外壁の色は、汚れやすさや色褪せやすさにも影響します。
汚れが目立ちにくい色を選ぶことで、メンテナンスの手間を軽減できます。
濃い色よりも薄い色の方が汚れが目立ちにくく、また、無機顔料を多く含む落ち着いた色の方が、有機顔料を多く含む鮮やかな色よりも色褪せしにくい傾向があります。

最適な塗料選びとメンテナンス
サイディング素材の種類
サイディングには、様々な種類があり、それぞれに適した塗料があります。
素材の種類によって、塗料の吸着性や耐久性が異なるため、適切な塗料を選ぶことが重要です。
例えば、セメント系サイディングには、アルカリ性に強い塗料を選び、金属系サイディングには、錆びにくい塗料を選びましょう。
サイディングの状態確認
塗り替え前に、サイディングの状態をしっかり確認しましょう。
ひび割れや剥がれ、腐食などがあれば、適切な補修が必要です。
状態によっては、下地処理に特別な工夫が必要になる場合もあります。
専門業者に点検してもらうことをおすすめします。
塗料の選択基準
塗料を選ぶ際には、耐久性、耐候性、防カビ・防藻性、そして価格などを考慮しましょう。
耐久性が高い塗料は、長持ちする分、初期費用は高くなりますが、長期的にはコストパフォーマンスが良いでしょう。
また、防カビ・防藻性のある塗料は、カビや藻の発生を防ぎ、美観を保つのに役立ちます。
塗り替え後のメンテナンス方法
塗り替え後も、定期的なメンテナンスが必要です。
高圧洗浄で汚れを落とす、ひび割れなどをこまめにチェックするなど、適切なメンテナンスを行うことで、外壁の寿命を延ばし、美観を保つことができます。

まとめ
サイディングの塗り替えは、家の印象を大きく変える重要な作業です。
この記事で紹介した配色パターンや色選びのポイント、塗料の選び方、そしてメンテナンス方法を参考に、後悔のない塗り替えを実現しましょう。
色選びに迷ったら、専門業者に相談することもおすすめです。
理想の色と、家の素材に合った塗料を選び、美しい外壁を長く保ちましょう。
家が、より美しく、快適な空間になりますように。
株式会社ホームコート 代表取締役
平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。