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現場日記NEWS

銅板屋根は塗装不要?耐久性とメンテナンスの関係を解説2024.10.22

銅板屋根は、その耐久性から、多くの住宅で採用されています。
しかし、中には「銅板屋根は塗装が必要なのか。」「メンテナンスはどうすればいいのか。」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
今回は、銅板屋根の耐久性とメンテナンスについて解説していきます。
家の寿命を長く保ちたい、コストを抑えたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

□銅板屋根の塗装は不要?

銅板屋根は、一般的に塗装メンテナンスが不要です。

銅板は、非常に耐久性に優れた素材です。
そのため、長期間にわたって美観を保ち、雨風や紫外線にも強いことから、屋根材として人気があります。

銅板の耐久性の秘密は、「緑青(ろくしょう)」と呼ばれる錆にあります。
緑青は、銅が酸化してできる被膜のことです。
この緑青は、銅板の表面を覆うことで、さらに耐久性を高め、腐食を防ぐ役割を果たします。

緑青は、銅板が酸化することで発生するため、自然な現象です。
そのため、銅板屋根に緑青が発生しても、慌てて塗装する必要はありません。
むしろ、緑青は銅板にとって良いものです。

ただし、銅板屋根にもメンテナンスが必要なケースがあります。
例えば、黒みがかった錆が発生したり、熱による金属疲労が起こったりした場合には、メンテナンスが必要です。

また、雨漏りや台風による破損などの場合は、早急に修理が必要です。
銅板屋根は、他の屋根材に比べてメンテナンスが少なく、長持ちする素材です。

□銅板屋根の劣化症状と適切なリフォーム方法

銅板屋根の劣化症状には、いくつかのパターンがあります。

1:部分的な浮きや穴あき、サビ

これは、経年劣化や施工不良によって起こる場合があります。
部分的な劣化であれば、部分補修で対処可能です。

2:全体的な浮きやサビ

これは、長期間の雨風や紫外線による影響で起こる場合があります。
全体的な劣化であれば、カバー工法や葺き替えを検討する必要があります。

3:雨漏り

これは、銅板の劣化だけでなく、下地や防水シートの劣化が原因の場合もあります。
雨漏りが発生した場合には、早急に専門業者に修理を依頼しましょう。

4:台風による破損

台風などの強風によって、銅板が剥がれたり、穴が開いたりすることがあります。
破損した場合は、早急に修理を行い、雨漏りを防ぎましょう。
銅板屋根は、耐久性が高いですが、メンテナンスを怠ると、思わぬトラブルが発生する可能性があります。
定期的に屋根の状態をチェックし、必要に応じてメンテナンスを行うことが大切です。

□まとめ

銅板屋根は、耐久性に優れた素材であり、一般的に塗装メンテナンスが不要です。
しかし、黒みがかった錆や熱による金属疲労など、メンテナンスが必要なケースもあります。
また、雨漏りや台風による破損などの場合は、早急に修理が必要です。
定期的に屋根の状態をチェックし、必要に応じてメンテナンスを行うことで、銅板屋根の長寿命化を実現できます。

新潟市・三条市・新発田市での外壁や屋根のメンテナンスは、当社の熟練職人が責任を持って行います。
お住まいの長寿命化をサポートいたします。



記事の監修者
馬場利久(ばば としひさ)

株式会社ホームコート 代表取締役

平成5年より外壁塗装業界に入る。
赤外線建物診断技能士、サイディング塗替診断士の資格を所有。
新潟県新潟市を中心に15,000件以上の施工実績を持つ。
「出会いに感謝」をモットーに、高品質かつ丁寧な施工を行っている。